新築住宅の計画がはじまりました

2022年秋、札幌市で新しいお家の設計がスタートしました。

以前よりご相談をいただいておりましたが、なかなか希望の土地に巡り合えず、懸命に土地探しをしていた建主さん。
ついに今秋土地を手に入れることができ、具体的に設計が動き出すことになりました。

早速、工務店さんにご協力いただき、土地のレベル測量や近隣建物の位置等の調査を実施してきました。

地盤調査へ

冬の気配を感じ始めた11月初め、根雪になる前にと考え、地盤調査を実施することにしました。

プランがしっかりと固まる前の地盤調査になりますが、春に着工することを目標にしていることもあり、設計内容をまとめ工事費を明確にさせるためにも、杭の有無や建物を支えられる層がどのあたりかということを判別させておきたいと考えたためです。

SWS試験(スクリューウエイト貫入試験)で行います。
2020年以前は、スウェーデン式サウンディング試験と呼ばれていた試験です。

SWS試験(スクリューウエイト貫入試験)

SWS試験(スクリューウエイト貫入試験)は、100kgの重りがかかるロッドと呼ばれる槍のような金属棒を地中に指し入れて、25cm毎の深度でロッドの回転数を計測し、地耐力(地盤の強さ)を推定する試験です。併せて、貫入中の音なども確認し、地質の推測を行っていきます。

地耐力の小さい地盤は、ロッドが回転するまでもなく重りがかかっただけで沈んでいくようなところもあります。いわゆる自沈層です。
建物を支える地耐力がある地盤は、ロッドが回転して刺さっていきます。回転数が多いほど硬い層であることを示しています。
あまりに硬いところはロッドを打撃して様子を見る場合もあります。

当日、私も地盤調査の様子を確認に。
近隣の地盤データで地盤が良さそうなことはわかっていましたが、それでも貫入していく様子を確認している間はドキドキと案じてしまいます。
見守っていると、表層からそれほど深くない地点で貫入不能、打撃が必要な部分のある良好な地盤でした。
早々に杞憂だったことがわかり、ほっとしたのでした。

後日届いた地盤報告書を改めて確認すると、杭の必要のない基礎計画で大丈夫と判断でき、一安心。
やはり、杭の有無は数十万円の差があり、工事費に影響がありますから、早々に事前に判断できると安心感があります。

さて、これからはプランの検討へ。
今後も設計経過をアップしていく予定ですので、温かく見守っていただければと思います。

土地探しの段階から

今回、建主さんには土地を検討中の段階からご相談いただいておりましたので、以前より伺っていた暮らしのイメージに沿って、ご希望の土地に合わせたラフプランをご提案させていただいておりました。
あくまでもラフプランで、今後変わる可能性ももちろんありますが、これをもとに、土地購入の第一歩へ。

ご検討中の土地がどのような暮らしを実現できるのか、なかなか検討をつけるのが難しいこともあるかと思います。
法的な諸条件やご希望を勘案しながら、その土地の魅力を発見し、活かし方を考えることは、設計の醍醐味で私もやりがいを感じる楽しいことの一つであります。
もし、土地の購入で迷われている場合は、お気軽にご相談いただければと思います。